私のピアノへの挑戦は、ちょっとした隙間時間を見つけてピアノの前に「デン」と座ることから始まります。
再開から、なんと10年もの歳月が経っていました。
まさかこんなに長く続くなんて。
ピアノが私にとって美味しいパンみたいにやみつきになったんです。
幼い頃、ピアノを習っていたのですが、大人になってからは「いつかはやらねば!」と思いつつも、仕事や家事の波に飲み込まれてしまっていました。
ある日、思い立ってピアノとの再会を果たしたんです。あのキラキラした音色との再会、感動もひとしおでした。
でも大人になると、指が思い通りに動かないってことにびっくりしました。
筋力も衰えてるんですかね?
まったくもって不憫な指たちです。
でもね、諦めることはしませんでした。
少しずつ指を動かして、楽譜をなぞることに集中する毎日。
誰かが聞いたら、私のピアノの練習は「ただいま工事中!」みたいに思えたことでしょう。
でもね、あのピアノの時間は最高に楽しいんです。
指が鍵盤に触れる瞬間、音符を追いかけるドキドキ感は、私の心を浮かせるんです。
そんな至福の時間を味わえるなんて、まるでスリル満点のアトラクションに乗ってるみたいです!
10年間のピアノの旅は、まさにドラマのような展開があったけれど、その中で私はピアノを通じて自分と向き合えて喜びを見つけたんです。やっぱり大人のピアノって、無理をせずに楽しむことが一番なんですよ。
それが長続きの秘訣なんですから!